NHKで放送されていた奇跡のレッスンという番組で、アメリカのイーストマン・ウインドアンサンブルの指揮者マーク・スキャタデイさんが中学生の吹奏楽部員を指導されていました。
その中で呼吸の大切さについて指導される場面があったのですが、深くて大きな息「ビッグブレス」が大事だとおっしゃていて、簡単なエクササイズを実践されていました。
とても簡単で理にかなったエクササイズなので、今回はその方法をご紹介しようと思います。
ビッグブレス・エクササイズ
テンポは♩=60くらい
- 4拍かけて息をすべて吐きだす
- 8拍かけて息を吸う
- 12拍かけて息を吐く
- 「ビッグブレス」!!!
このエクササイズのいいところ
管楽器をやるにあたって呼吸は大事だというのはなんとなくみんなわかっていて、吹奏楽の指導の現場でもいろんなトレーニングをされていることかと思います。ただ、「意識して息を吸う」と力んでしまうんですね。そうすると余計なところが固くなってしまって、自然な状態でいいブレスをとるということができなくなってしまう恐れがある。
このエクササイズをやると最後にはいやでも大きく息を吸います。それがいいんです。
はじめに息を吐くところから始まるのも大事なポイントですね。
とっても簡単なエクササイズですので、練習を始めるときにでも準備運動をかねてやってみるとよさそうです。
ぜひぜひ実践してみてください。
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