北村英治流リード調整法を実践 (4)裏面を均す~微調整(終)

前回までは、水に浸ける~乾燥という工程を3回行いましたが、その下準備がようやく終わり、いよいよ楽器につけて音を鳴らすときがやってきました。

この9日間の下準備でどれだけの差が出るのか、いやはや楽しみです。

これまでの経過はこちら

裏面を均す~吹いてみて微調整

さあ、いよいよです。
一度すべてのリードを軽く水に浸けて、比較しながら違いを確認していきましょう。

まずはリード裏面のザラザラを別のリードを使って均す作業から、と思って裏面を触ってみたんですが、とくにざらざらしてない。むしろつるつる。

なので今回裏面は特に何もしてません。

※これを書いてる途中にこんな動画を見つけました。

こんなの見たら自分でも試してみたくなるというもの。

ガラス板にのっけてみる

ということで、ガラス板の上に水分を含ませたリードをのせて観察してみました。

リード裏面とガラスの接地面を見てみると

どうでしょう、近づいてみます

このとおりピタッとくっついてます

動画で説明されているような歪みはないようですね。

この動画で使用しているリードはMARCAというフランスのリードですが、昔はこれくらいの精度だったんでしょうか?

マウスピースに装着して吹き比べ

いよいよです。1~5の処理したものと、6~10の未処理のものを交互にマウスピースに装着して吹き比べていきます。

1…6…

ん?特に差がないような

2…7

どっちがどっちだっけ?笑

3…8…4…9…5…10

うんなるほど。

今回の結果

処理したもの、しないもの

その差は全く感じられず

どのリードも吹き心地よし(笑)

この結果から、

  • 昔のリードは、今とは比べ物にならないくらい一本一本の品質の差がすごかった
  • そんな中すこしでもいい状態のリードを得るべく、先人たちが幾千の試行錯誤をやってきた
  • 現在は、そんな心配をしなくていいほどにリードの加工精度・技術が向上している

ということなのではないか思うにいたりました。

もちろんメーカーによって違いがあるとは思いますが、僕が最近愛用していて今回検証に使用したバンドーレン アルトサクソフォンリード V.12 硬さ:3 (10枚入り)“>バンドレンのV12についてはそのような結果となりました。

一度使ったリードは乾かさないように、ジップロックなどに入れて湿らせたままにするっていうのも聞いたことがあって興味がありますが、カビをはやしてしまいそうで…笑

まとめ

これだけ引っ張っておいて、なんともあっけない最後となってしまいましたが、リードを使う奏者とってリードに関する悩みはつきないもの。

今回の気づきとしては、

  1. 自分の楽器やマウスピースと相性のいいリード、リードの固さなどをいろいろ試したうえで、ベストだと思うところを見つける。
  2. 毎回、適度に水分を含ませた状態のリードを使用する。

まずは、この2点を実践できればいいのではないでしょうか。

4回にも分けてこんな終わり方になってしまい大変心苦しいのですが、一つの考え方として、なにかしら参考にしてもらえたら幸いです。

それでは!

「北村英治流リード調整法を実践 (4)裏面を均す~微調整(終)」へのコメント

コメントはありません

コメントを残す